原発なくそう!九州玄海訴訟

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数で勝負!とにかく書こう、出そう!パブリックコメントに参加し、意見表明しよう!

  • 2016年11月16日 14:01

 

玄海原発3・4号機の審査書案に対するパブリックコメントが11月10日から始まっています。

11月9日、原子力規制委員会は玄海原発3・4号機の審査書案を了承しました。

過去に動かされた原発を例にすれば、来年秋にも玄海原発が再稼働される可能性がでてきました。何としてもこれを阻止しなければなりません。そのためにまず、今やらなければならないのが「パブリックコメント」です。

《パブリックコメントって何?》
審査書案に対し、国民から意見を聴取する意見公募=パブリックコメントを行い、その内容を考慮しながら審査書の決定が行われます。期間は12月9日までの30日間、期間中なら何度でも提出可能です。

文例(ショートバージョン)を下記に記載しています。とにかく書いて送って、再稼働を止めましょう!

《パブリックコメントに関する手続きの流れ》
①規制委員会が意見を募集する。

②市民が意見を提出する。
↓      (11/10~12/9必着)
③提出意見を原子力規制委員会が取りまとめ、特に採用しない見解について理由を付して公表する。

《パブコメのポイント!》
数を少なく抑えようというのがねらい。例えば…

・意見の内容は「科学的・技術的」に限定
・期間はわずか1か月
・420ページもの膨大な量の審査書案⇒一般市民には無理難題!
・そもそもネット環境がないと見ることもできない

などなど「なるべく参加させたくない」というのがありあり。

そのねらいを打ち破ろう!パブコメでもっとも重要なことは参加し、意見を表明すること。「科学的・技術的」にこだわるな!

《参加方法》
①インターネット(電子政府のHP・意見提出フォーム)→ http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public…
②郵送→ 〒106-8450東京都港区六本木1丁目9番9号六本木ファーストビル 原子力規制庁 原子力規制部 安全規制管理官(PWR担当)宛て
③ファクス→ 03-5114-2179

※提出上の注意等詳細は原子力規制委員会のHP→ https://www.nsr.go.jp/proce…/public_comment/20161110_01.html

【文例】
・再稼働より福島原発事故の原因究明が先決。(p.10~54/p.119)
・避難計画も適合性審査における検証の対象とすべき。
・地震想定が甘い。基準地震動は平均像にすぎず過少である。想定外の地震にも耐えられる耐震設計に見直すべき。(p.10~20)
・フィルターベント、第2制御室が未完成であり、事故時の対策拠点も代替施設で不十分。(p.185~189/p.247/p.344~348/p.375)
・テロ対策の方針は実効性に欠ける不十分なものであり、かつまだ対策を実現させていない。(p.405~409)
・火山の噴火の予知は不可能。立地不適とすべき。(p.64~72)
・30キロメートル圏内自治体の同意を得るべき。
※カッコ内は審査書案の該当ページ。

ポイントは少しずつ自分の言葉で書き換えること。もちろんこのまま書いても、複数書いてもOK!

上記に加え、ひとこと自分の意見を書き加え、最後に「以上のことから再稼働に反対です。」と書きましょう。

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