サンセットライブに参加しました。
- 2012年09月03日 20:14
糸島の原告さん達,いとしまの会がサンセットライブに出店。
俳優・山本太郎さんもかけつけ,応援!
9月2日,サンセットライブ(糸島・芥屋海水浴場)にて,いとしまの原告さん達「いとしまの会」が「原発なくそう!九州玄海訴訟」のPRのため,出店されました。
当弁護団からも,いとしまの会に深く携わっている岡部史卓弁護士ほか,池田慎弁護士,德永由華弁護士が参加しました。
11時のオープン前からブースを設営し,署名や訴訟についての説明チラシ(キャンディ付)を準備し,「原発なくそう!オリジナルTシャツ」やブックレット『原発を廃炉に』の販売をしました。
水着や短パン姿の沢山の若者がブース前を行き来する中,いとしまの会のみなさんでビラの配布や原発反対の署名を募りました。
糸島は,福岡県の中で一番佐賀に近く,玄海原発からも30㎞圏内とあって,原告の皆さんもライブのお客さんも原発問題に関心のある人々が多く,署名してくださった方の多くが,「がんばってくださ!」とあたたかな声をかけていかれていました。
(いとしまの会のブースの様子)
ライブには原発問題を鋭く歌った曲「human ERROR」等で有名なFRYING DOUTCHMANが登場し,熱い熱いステージになり,盛り上がりました。
かっこよかったです!
いとしまの会の皆さんも「本当だ,いいこと言う(歌う)ね~,あの歌詞を書き起こしたね。」と感心していました(曲はYou Tubeでも聞くことができます。)。
ボーカルのリータバスコさんから,いとしまの会のブースのこともPRしていただき,ブースに立ち寄って下さるお客さんも増えました。
ライブ後のサイン会に,いとしまの会からも参加し,PRしていただいたお礼を言ったり,訴訟のことを少しお話したりしました。FRYING DOUTCHMANのみなさんは,気さくで楽しい方々でした。
(FLYING DOUTCHMANの皆さんと一緒に撮影)
(当訴訟への応援メッセージをいただきました)
その後,当訴訟の第4次提訴において,原告に加わった俳優・山本太郎さんが,トークライブで原発問題についてお話され,いとしまの会の皆さんは,山本さんの話に聞き入っていました。
山本さんは,優しく鋭く,わかりやすいお話で定評がありますが,これからの問題として原子力規制委員会の人事,ACTA批准についてもお話されました。
原子力規制委員会の人事について,野田首相が強硬に進めていることは新聞でも小さくしか報道されていませんが,委員会候補は原子力村の人ばかりであるということです。
ACTAについては,建前は違法コピー商品の取り締まりですが,テレビや新聞では報道されない情報の収集源として重要なインターネットについて,コピペ(記事をコピーして,別のところに貼りつけること)まで取締りの対象となり,情報規制されてしまうとのことでした。
「原発なくそう!」の流れに逆行する二つの問題について,山本さんは「みんなで反対しましょう!」と力強いメッセージを発信されていました。
この山本さんの話にはFRYING DOUTCHMANの皆さんも熱心に聞き入っていました。
その後,山本太郎さんは「いとしまの会」のブースに移り,原発反対運動についての自伝『ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-』の出版記念販売とサイン会を開きました。これには,たくさんの方が列を作り,私も購入したかったのですが,見事完売しました。(私は本屋で買います)。
(サイン会での山本太郎さん)
(山本太郎さんと一緒に記念撮影)
http:blog.livedoor.jp/ryuya777/archives/52064746.html
いとしまの会のブースは,サンセットライブ最終日のみの出店でしたが,大変盛り上がりました!
署名は420名分集まり,700枚準備したチラシは全部配ることができました。
Tシャツも10枚以上売れたそうです。
いとしまの会の皆様,本当にお疲れ様でした!
(報告:弁護士法人奔流 直方オフィス 弁護士 德永 由華)