原発なくそう!九州玄海訴訟

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九州避難者訴訟判決言渡し期日へのご参加とご支援のお願い

  • 2020年05月22日 10:39

~九州避難者訴訟判決言渡し期日へのご参加とご支援のお願い~ 

皆様におかれましては、2014年9月の第一次提訴以来長きにわたり九州避難者訴訟をご支援いただき心より感謝申し上げます。 

皆様にご支援いただきながら進めて参りました九州避難者訴訟も、2020(令和2)年6月24日、ついに下記のとおり一審の福岡地方裁判所の判決が言い渡される運びとなりました。 

 ◆日時:2020(令和2)年6月24日14時00分 

◆場所:福岡地方裁判所101号大法廷 

   福岡市中央区六本松4丁目2−4

   (福岡市営地下鉄七隈線六本松駅から徒歩2分) 

◆当日のスケジュール: 

   12:30〜門前集会@裁判所前 

   14:00〜判決言渡 

   14:30〜報告集会@県弁護士会館 


※新型コロナウイルスの情勢を踏まえて、法廷や報告集会会場への入場者数が制限されたり、当日の予定が変更される可能性があります。オンラインでも報告集会にご参加いただけるよう準備を進 めていますので、最新の情報は弁護団の公式Facebookなどでご確認ください。『福島原発事故被害救済九州弁護団』公式Facebook https://ja-.facebook.com/genpatsukyusai.kyushu

ご存知のように、福島第一原発事故がもたらした放射能汚染により、被災三県からだけでも全国に避難している避難者総数は約25万人(復興庁発表)といわれ、そのうち約3000人が九州・沖縄に避難をしました。これだけ多くの市民がその日常を、生業を、人とのつながりを、人生そのものを大きく損ねたにもかかわらず、その責任を負うべき東京電力や国は,避難者の方々への被害救済を積極的に行わず,むしろ居住区域によって被害者を線引きし,僅かに国が定めた避難対象地域の被害者に対してのみ賠償を行い、それ以外の被害者は救済の埒外におくという無責任な対応に終始しています。  

福島第一原発事故からもうすぐ10年が経とうとしていますが、原発事故避難者にとってのこの10年は、まさか自身の人生に降りかかるとは考えてもいなかった、別離、喪失、不安、苦痛、悲しさを積み重ねた時間でした。あらたな出会いや家族の成長といった喜びに希望を見出しながら、消えない不安や悲しみに堪え続けてきた長い長い時間でした。 

これまでに全国で13,000名を超える避難者・被災者が訴訟に踏み切り、全国約20の裁判所で訴訟がたたかわれてきましたが、ここ九州でも、50余名の原告たちが様々な生活上の困難を抱えながらも6年余りにわたって裁判をたたかって参りました。 

6月24日の判決言い渡し期日直前の門前集会では、これからまさに法廷に臨む原告たちを、ここ九州の数多くの市民の良心と励ましとともに送り出してあげたいと考えています。未だ新型コロナウイルスをめぐる情勢は予断を許しませんが、ぜひ貴団体にも、感染予防には万全を期したうえで門前にご参集いただきたくお願い申し上げます。 

また、この避難者たちのたたかいは、福岡地裁の判決内容の如何にかかわらず、今後も高裁、最高裁へと続いていきます。この裁判に要する印紙代等の諸費用は原告たちが自己負担していますが、控訴等に伴いさらに印紙代等が必要となります。 

今なお声を上げることもできない全国の数多くの避難者たちを代表し、また、原発のない社会を求める私たちを代表して困難なたたかいを続けている原告たちを支援するため、可能な範囲で構いませんので、ご厚志(カンパ)を賜りたくお願い申し上げます。 

【カンパ振り込み先】 

福岡銀行 赤坂門支店 普通預金  2058006 

九州避難者訴訟 会計 近藤 恭典  

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