原発なくそう!九州玄海訴訟

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ちっごの会学習会のご案内

  • 2016年05月27日 11:40

~筑後川水問題研究会例会のおしらせ~

 (共催 原発なくそう!九州玄海訴訟ちっごの会)

 

    日時 : 6月25日(土)14時半~

    場所 : 久留米市役所三階303号室 (久留米市城南町15-3)

    講師 : 山崎文人氏(元名古屋大学地震火山研究センター)

    演題 : 「原発と地震・火山」

 

1月の核問題研究会において,山崎文人氏に「原発と地震・火山 地球科学的時間スケールと日常的時間スケール」というタイトルで講演頂いた.まず,山崎氏は,原発の設計・審査は地震学の新しい知見が反映されておらず,原発は地震学の古い知識で運転していると警告した.1966年11月の福島第一原発1号炉の審査では,「この地域は地震が少ない地域である」とされていた.1950年代は地震の静閑期であった.地球科学は,ウィルソンによるプレートテクトニクス(1965年)など1960年代に大きく発展したという.地震学者の率直な思いは「活発な地殻変動帯である日本になぜ原発を作るのか」ということだと言われた.

九州の火山の噴火は予知できるのか? という問いに対して,噴火の予知に繋がるデータを持ち合わせていないのが現実だと言う.

高レベル放射性廃棄物の「地層処分」に関して,昨年5月に国が候補地を選定することを閣議決定したが,地下300m以深に多重バリアを築くという「地層処分」は未確立の技術であり,しかも,活発な地殻変動帯である日本において長期にわたり安定な埋設場所に関する学問的根拠はないと明言した.

ぜひ、ご参加ください。

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