ドイツ映画「みえない雲」上映会
- 2015年04月27日 13:18
ドイツ映画「みえない雲」上映会~原発事故にほんろうさ れう青春~
と き 5月16日(土)13時~15時
ところ クリエイト篠栗大会議室
29年前、旧ソ連のチェルノブイリで原発が核爆発する大事故が起きました。放出された放射能は1000キロ以上離れたドイツにも及びました。どういう事故が近くで起きたとする小説が、事故の翌年にドイツで発表され、2006年に映画になりました。それが今回上映する「みえない雲」です。
女子高校生の主人公は、避難中に肉親を失い、病院で頭髪が抜け、学校で差別され、生きる意味を見失い、絶望の淵に沈みます。映画は、主人公と恋人の別れと再会を描き、人生に希望を持てるのか?と問いかけます。
4年前、福島原発事故が起こりました。火山や地震が多い日本では、重大な原発事故が、いつ、どこで起きてもおかしくないことを知りました。今、原発の再稼働が迫っています。9年前のドイツの映画から事故の深刻さ、避難の難しさなど多くを学べます。
私たちの生活はエネルギーの利用を抜きにしては考えられません。しかし20世紀に人類が手にした核エネルギーは想像を超えた莫大なものです。制御に失敗し放射能を放出する危険性が、常につきまとっています。
子どもへの放射能の影響は、大人の10倍と言われています。子どもを持つお母さん方や若い方にぜひ見てもらいたい映画です。
〇上映後に、福島の避難の実態や原発裁判の現状を説明する予定です。
〇託児あります(無料)。ご希望の方は5月13日(水)夕方までに下記栗山にご連絡ください。
主 催:エネルギー文明の歩みを考える会
連絡先:弁護士法人奔流(弁護士池永修)092-642-8525 栗山次郎092-947-8050
後 援:篠栗町教育委員会