福岡地区原告団集会の模様
- 2012年02月20日 21:21
2月18日、ホテルサンライン福岡(福岡市博多区)にて
「原発なくそう!九州玄海訴訟」の福岡地区原告団集会が
行われました。
まず、弁護団の一員である馬奈木昭雄弁護士から
「公害闘争の成果を原発闘争へ」との題のもと、
基調講演がありました。

馬奈木昭雄弁護士(久留米第一法律事務所)
馬奈木弁護士は、水俣病訴訟、よみがえれ!有明訴訟、
産廃問題など多くの公害環境訴訟に取り組んできました。
講演では、原発を巡る国の対応について、
「何度も同じことが繰り返されている」と述べ、
今まで公害を引き起こしてきた後の政府の対応や企業の対応と、
今回の原発に関する政府の対応と
東京電力の対応の類似性を指摘されました。
たとえば「想定外」という言葉や、
「国の基準を守っていたからいいんだ」といういいわけ。
かつて水俣訴訟やカネミ油症事件でも同じことを聞かされており、
「このような姿勢が多くの被害をもたらしてきたのだから、
このような言い訳を許してはならない、
今回の訴訟の真の敵は国であり、
国の原子力政策を変えさせる訴訟にしなければならない」
と力強く訴えかけました。

会場には、約150名もの原告と、
これから原告に加わろうとしている方たちが集まり、
馬奈木弁護士の豊富な経験に基づく講演に共感しながら、
熱心に耳を傾けていました。
集会の最後には、会場に来られた方から、
それぞれどのような思いでこの訴訟に携わっているのか、
また今後どのような活動をしていったらよいか等、
ご意見をたくさんいただき、
原告団の結びつきや意識を高める非常に有意義な集会となりました。

元原発労働者として労災認定の裁判を闘っている梅田さん
また今回の会場では、会場の方から訴訟の活動費用としてたくさんのカンパをいただきました。(総額約6万円)
みなさま、本当にありがとうございました!
(報告者/諸隈美波・北九州第一法律事務所)
