「奪われた村 避難5年目の飯舘村民」上映会のお知らせ
- 2019年01月25日 16:50
「日本で最も美しい村」と呼ばれた村がありました。手間ひまを掛けるという意味の方言=「までい」を村おこしの標語にし、村民たちが作り上げた飯舘村です。その名が全国に、さらには世界に放射能に汚染された村として知られるようになりました。しかし原発事故などなかったかのような国策の下で、人びとは早くもその村のことを忘れようとしています。残されたのはセシウムと汚染土を詰めたフレコンバックと、そして村を追われた人びとです。それでも飯舘村に、誰にも見られることのない花々が今日も咲いています。
このドキュメンタリーは、村人の心に残る「美しい」村の記憶であり、人びとの哀しみと苦しみと、忘れられない喜びの記録です。それは、その記憶や記録すらなかったこととしようとする者たちへの抵抗でもあります。
日 時:2019年3月16日(土)14時30分(上映開始)~16時30分
会 場:サンレイクかすや多目的ホール(福岡県糟屋郡粕屋町駕与丁1丁目6-1)
参加費:500円(高校生以下無料)
~~ 同時開催 ~~
豊田直巳写真展『フクシマの7年間~尊厳の記録と記憶~』(13時~17時)
―避難者の8年―金本友孝さん(九州避難者訴訟原告団長)講演会(15時45分ころ~)
主催『奪われた村-避難5年目の飯舘村民-』上映会実行委員会
〈お問い合わせ〉池永 092-642-8525