原発なくそう!九州玄海訴訟

ニュース

★原発とめよう!九電本店前ひろば「1000日記念のつどい」へのメッセージ

  • 2014年01月17日 10:11

原発反対を訴えて九電本店前で座り込みをつづけている「原発とめよう!九電本店前ひろば」が1月14日、1000日を迎えました。13日に農民会館(福岡市中央区)で「記念の集い」が行われ、弁護団と原告団はメッセージを寄せました。

 

*****

フクシマの事故直後に青柳行信さんが「原発とめよう!九電本店前 ひろば・テント」を開設して1000日目を迎えると聞き、久しぶりに清々しい正月を過ごすことができました。

青柳さんのお人柄によるものと感謝しています。ありがとうございます。
一方、フクシマの事故から1000日を超えて未だに事故は収束していません。この事態に至っても再稼働を叫ぶ九電に改めて怒りを覚えます。懲らしめなければなりません。

放射能汚染の除染の長期化、原子炉の冷却と直下の地下水と気候異変・地震による複合型汚染水もれ、膨張する損害賠償額など、放射能災害に特有の深刻な被害の様相が現れ始めました。フクシマのこれらの被害を証拠として私たち「原発なくそう!九州玄海原発訴訟」原告団は勝訴を勝ち取るために1万人原告を目指しているところです。日々全国から情報の集まる「原発とめよう!九電本店前ひろば・テント」の報告は貴重な情報・資料として役立たせていただいています。

私たちは、「原発をとめる」或いは「原発をなくす」ために多くの山々を越えねばならぬと覚悟しています。さしあたり今年は、再稼働の先発原発と報道されている玄海、川内両原発を如何に乗り越えるかが試されます。開設1000日目を記念する「九電本店前ひろば・テント」をはじめ九州・沖縄の反核市民運動の先輩諸氏との連携・連帯なくしては考えら
れません。本年もよろしくお願いいたします。

「九電前テント」1000日目を記念して 「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団長 長谷川 照

*****

2011年3月11日、東日本大震災と共に、東京電力福島第一発電所の事故が起こりました。あれから三年経とうとしています。しかし、未だに約15万人が故郷から避難をしている事態が続いています。

私たちは、2012年1月31日、佐賀地方裁判所に「原発なくそう!九州玄海訴訟」を提起し、以来昨年末で7137人の原告が提訴しています。私たちはフクシマのような原発事故を九州で起こしてはならないという思いで、まさに「フクシマ世代」としてこの九州の地で、「全ての原発を廃炉に」を合い言葉に闘いを続けています。

ところで、私たちが立ち上がる1年弱前の2011年4月から九電本店前ひろばで、青柳行信さんはテントを張り、その報告をメールで毎日かかさずたくさんの人に届け、「原発をとめよう」と闘いの日を送ってこられました。

そして、今年1月14日に青柳さんのメール「原発とめよう!九電本店前ひろば」報告が1000回目を迎えるといいます。

私は、私たちが原発から自由になるには、青柳さんのような実践は欠かせないものと思い、心から尊敬を申し上げるものです。

しかし、闘いは道半ばであり、原発をとめるためにはこれからも闘いを継続しなくてはなりません。

誠に勝手で申し訳ありませんが、これからも九電本店ひろばでの闘いを継続されることを祈念して、ともに原発をとめるまで一緒に頑張りたいと思います。

「原発とめよう!九電本店前ひろば」座り込み1000日目を迎える日に 「原発なくそう!九州玄海訴訟」弁護団共同代表 板井 優

ページ移動

連絡先

佐賀中央法律事務所
〒840-0825
佐賀県佐賀市中央本町1-10ニュー寺元ビル3階
TEL 0952-25-3121 / FAX 0952-25-3123

弁護士法人奔流法律事務所朝倉オフィス
〒838-0068
福岡県朝倉市甘木1193-1
TEL 0946-23-9933 / FAX 0946-21-5100

Copyright (C) 2011 原発なくそう!九州玄海訴訟 ALL RIGHTS RESERVED. ログイン